低侵襲手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci)」について

 千葉県野田市にあるキッコーマン総合病院では、2023年4月より泌尿器科常勤医師2名体制で診療開始いたしました。手術も含め対応可能になり、DaVinci(ダヴィンチ)によるロボット手術を開始いたします。野田市近郊で前立腺がん手術等について泌尿器科をお探しなら、当院の泌尿器科にご相談ください。

低侵襲手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci)」とは

 従来の内視鏡下手術と同じように、患部にいくつかの小さな切開部から手術支援ロボットの内視鏡・メス・鉗子を入れて手術を行いますが、この術式は出血量を抑え、術後の疼痛を軽減、機能温存の向上や合併症リスクの大幅な回避など、さまざまなメリットがあります。



ダビンチ画像04
ダビンチ画像03













ロボット支援下手術のメリットと特徴

① 3D視野
 サージョンコンソールの中央にある双眼鏡のような接眼部(ビューポート)を覗くとモニタがあり、内視鏡カメラが捉えた術野を3D画像で立体的に見ることができます。3D画像は実際の術野を見ているのに近い感覚で遠近感なども捉えやすくなるので、血管の縫合など細かい作業が鏡視下手術と比較して格段にやりやすくなります。


ダビンチ画像06 ダビンチ画像05














② 多関節機能
 ダヴィンチの鉗子には多数の関節が付き、鉗子の自由度が上がったことにより、体の奥深くにおいても人間の手首では不可能な360°の回転ができ、狭い空間でも自由に操作できます。鉗子の先端には様々な種類があり、多様な手術操作を行うことができます。


ダビンチ画像08 ダビンチ画像07


















③ 手振れ防止機能
 人間の手は細かな作業では手ぶれが生じることがあります。こうした状況の可能性を踏まえ、より安全性を高めるために、鉗子やカメラを動かすマスターコントローラには細かな手の震えや不慮の動きを最小限に抑える機能が備わっています。細い血管の縫合や神経の剥離など高い集中力を必要とする細かな作業を、正確に行うことができます。

ダビンチ画像09










受診予約

月~土曜日 8:30~16:30
祝日および休診日は除く

総合診療科・小児科は
当日の予約が可能です。

お問い合わせ

お急ぎのご質問は、
お電話でお問い合わせください。

健診・人間ドック予約

月~土曜日 8:30~16:00
祝日および休診日は除く