外科

担当医当番表

大きな文字で表を見たい方はこちらから

診療内容・診療時間
午前 総合
(9:00~)
久保田
仁禮
近藤
赤松
田中
川口
田中
近藤
久保田
常勤医師
仁禮
赤松
午後 乳腺           仁禮
(13:00~)
備考
休診・代診のお知らせ
詳細はこちらをご覧ください。

当科の概要

当科では消化器を中心に呼吸器・内分泌・血管・ヘルニア等の幅広い疾患に対する外科的治療を行っており、手術件数は年間400件前後です。当科は手術だけでなく術前の検査から術後の経過観察まで患者さんをトータルに治療できる体制をとっています。特にがんの手術および術後の抗がん剤治療には力を入れており、良好な治療成績をあげています。
また、当科は常に最先端の医療が行えるよう研究にも力を入れており、いろいろな学会で多数の研究発表も行っています。

当科の注目トピックス

以下のトピックについては、詳しく解説したページがありますので、ご覧ください。

乳腺症

外来化学療法室

対象となる疾患・症状

部位 疾患
消化器 食道・胃・小腸・大腸のがんや良性疾患
肝・胆・膵のがんや胆石症・膵炎など
痔などの肛門疾患
内分泌 乳がん
甲状腺のがん・良性腫瘍・バセドウ病
副腎腫瘍
血管 腹部大動脈瘤
閉塞性動脈硬化症
下肢静脈瘤など
体表 鼡径ヘルニア
皮膚の腫瘤など

検査・治療法の特徴

腹腔鏡下手術風景 腹腔鏡下手術(腹部のアップ)

各疾患領域における当科の治療法の特徴です。

消化器・呼吸器領域では、低侵襲な腹腔鏡・胸腔鏡手術を1991年から施行しており、現在では幅広い疾患に鏡視下手術を行っています。

胃がん・大腸がんは患者さんの病状に応じて腹腔鏡手術だけでなく、通常の開腹手術の際にも5~8cm程度の小さな皮膚切開で手術を行っているため(小切開法手術)、術後の回復が早く入院期間が短縮されています。また、術後の食事摂取量が減少しがちな胃全摘術では、小腸で「パウチ」という食物を貯留するための代用胃を作成しており、術後も十分な食事摂取が可能となっています。

進行した状態で発見されることが多い膵がん・胆道がんでは、がんが入り込んでいる可能性が高いがんの周囲の血管も一緒に切除してその血管の再建を行ったり(血管合併切除)、肝臓の手術前に切除する部分の肝臓の血管に血液が流れないようにする処置(術前門脈塞栓術)を行いより安全に切除できるよう工夫しており、進行がんに対してもより高い根治性を目指しています。

胆石・総胆管結石症はほとんどの症例で腹腔鏡下手術を行っています。最近ではおヘソの中のキズだけで手術を行って胆嚢を摘出するという単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術(SILS)を行っており、退院時には手術のキズがどこにあるのかわからないくらいきれいに治ります(写真参照)。腹腔鏡手術が困難と判断した症例は、一般的な開腹手術よりはるかに小さな3~4cmの皮膚切開で手術を行っています。

乳がんは乳房温存手術が一般化するよりかなり以前の1992年より開始しており、多数の症例に温存手術を行っています。当科はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会による認定医師、認定放射線技師を擁する認定施設です。ちなみに、医師・技師・施設すべてが認定を受けている医療機関は千葉県全体で約20施設にすぎません。土曜日午後には完全予約制の乳腺外来を行っています。

成人の鼡径ヘルニアは国内ではいち早く1995年よりプラグメッシュ等を導入し、現在はダイレクトクーゲルやポリソフトを中心とした、個々の患者さんの病状に応じた各種メッシュ類を用いて手術を行っています。手術時間は20分前後と短く、再発率も1%未満と良好な成績です。基本的に小児は日帰り、成人は手術翌日に退院としていますが希望により日帰り手術も可能です。

腹部大動脈瘤切除や下肢血行再建術の際は血管外科の世界的権威である重松宏東京医大教授(元東大血管外科教授)が来院し、手術を指導していただいています。

当科では手術のみならず各種のがんに対する術前術後の抗がん剤治療も積極的に行っており、より高い治療成績を目指しています。年間のべ800例以上の患者さんに点滴による抗がん剤治療を行っています。新規抗がん剤は積極的に導入しており、オキサリプラチンの国内正規登録第1号は当科の患者です。

当科では代表的疾患に対してはクリニカルパスを導入しており、平均在院日数は約10日です。小規模施設のため、入院の日時は可能な限り患者さんの希望に応じるようにしています。

診療実績

1991年以降の約20年間に当科で行ったがんの手術症例の生存率は別表の通りです。(心筋梗塞など元のがん以外の病気で亡くなった方は除外してあります。)

当科はすべてのがんにおいて、全国のがん患者登録を元に計算された「がん研究振興財団」の5年生存率よりはるかに良い成績です。また、全国のがんセンターだけのデータを元にしている「全国がんセンター協議会」の5年生存率と比較してもほとんどのがんで同等以上の成績になっています。特に当科で力を入れている乳がん、肝胆膵がんは非常に良好な手術成績となっています。

がん手術症例生存率(%)

当科 全国がんセンター協議会 癌研究振興財団
1年 3年 5年 10年 5年 5年
乳癌 100.0 99.5 97.1 94.9 90.3 85.5
甲状腺癌 100.0 100.0 100.0 100.0 95.6
肺癌 81.3 68.2 59.7 51.1 64.4 25.6
食道癌 78.8 43.8 37.5 37.5 47.2 31.6
胃癌 90.8 80.2 76.1 72.7 76.0 62.1
大腸癌 95.2 86.2 82.8 77.4 76.2 68.9
肝癌 90.9 72.7 72.7 72.7 49.9 23.1
膵癌 60.8 43.2 43.2 36.0 17.0 6.7
胆道癌 81.1 53.7 51.0 42.5 39.3 20.2

医師紹介

  • 院長久保田 芳郎(くぼた よしろう)

    専門分野:消化器外科、大腸肛門外科
    東京大学1974年卒業、医学博士、東京理科大学薬学部客員教授

    資格:
    日本大腸肛門病学会評議員・指導医・専門医、日本消化器病学会関東支部会評議員、日本人間ドック学会評議員・指導医・専門医・認定医、日本外科学会認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医
    所属学会:
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本大腸肛門病学会、日本人間ドック学会、日本消化器内視鏡学会、日本外科系連合学会、日本臨床外科学会、日本胆道学会、日本超音波医学会
  • 外科部長田中 潤一郎(たなか じゅんいちろう)

    専門分野:大腸肛門外科、消化器外科
    東京大学1999年卒業、医学博士

    資格:
    日本外科学会認定医・専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医、日本消化管学会胃腸科専門医・暫定指導医、日本癌治療認定医機構がん治療認定医
    所属学会:
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、日本大腸肛門病学会、日本消化管学会、日本消化器内視鏡学会、日本内視鏡外科学会、日本消化器病学会、日本癌治療学会、日本ヘルニア学会
  • 外科医師仁禮 貴子(にれい たかこ)

    専門分野:乳腺外科、消化器外科
    信州大学2004年卒業

    資格:
    日本外科学会専門医、マンモグラフィ検診制度管理中央委員会読影認定医、日本癌治療認定医機構がん治療認定医
    所属学会:
    日本消化管学会、日本外科学会、日本乳癌学会、消化器外科学会、大腸肛門病学会、日本癌治療学会、日本消化器内視鏡学会、日本内視鏡外科学会
  • 外科医師近藤 祐地(こんどう ゆうじ)

    専門分野:大腸外科
    旭川医科大学2005年卒業

    所属学会:
    外科学会、大腸肛門病学会、日本癌治療学会
  • 外科医師赤松 薫(あかまつ かおる)

    専門分野:消化器外科
    福井大学2010年卒業

    資格:
    日本外科学会専門医、マンモグラフィ検診制度管理中央委員会読影認定医
お問い合わせ電話
04-7123-5911
メールでのお問い合わせ
受診予約電話
04-7123-5901
[受付]月~土曜日 9:00~16:00(祝日および病院休診日は除きます)
※当日のご予約は小児科のみ可。

©アーティスト:長谷川仁

このページの先頭へ